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視程とは?

してい

視程とは、大気の透明度を示す指標で、水平方向に物が見える最大距離のことです。

視程(してい、英: visibility)は、大気中で肉眼によって物体を識別できる最大の水平距離を指します。霧・もや・降水・砂塵・スモッグなどの気象現象大気汚染によって視程は大きく変化します。

視程は気象観測の重要な要素で、航空・船舶・道路交通など交通安全に直結します。気象庁の観測では以下の基準が用いられます。

  • 視程1km未満: 「霧」として報告
  • 視程1〜10km未満: 「もや」や「煙霧」として報告
  • 良好な視程: 10km以上、快晴時は50km以上になることもある

視程の測定方法には、目標物(山や建物)との距離を基準とする目視観測のほか、光を使った前方散乱式視程計などの自動測器があります。空港や主要観測所では24時間自動計測が行われ、METAR(航空気象観測報告)に記載されます。

航空における視程は特に重要で、有視界飛行(VFR)と計器飛行(IFR)の境界条件として厳密な規定があります。視程が規定値を下回ると空港が閉鎖されたり進入方式が変更されたりします。また道路では濃霧時に速度規制や通行止めが実施されるなど、視程は社会活動に直接影響する気象要素です。

使い方・例文

天気予報で「視程5キロメートル以下の濃霧に注意」と案内される場面や、空港での「視程不良による着陸不可」の通知が視程という概念が使われる典型的な場面です。

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