ラファイエット侯爵とは?
らふぁいえっとこうしゃく
ラファイエット侯爵は、フランス貴族出身でありながらアメリカ独立戦争に義勇兵として参加し、米仏両国で自由の象徴として称えられた軍人・政治家です。
ラファイエット侯爵(Marquis de Lafayette、本名:マリー=ジョゼフ・ポール・イヴ・ロック・ジルベール・デュ・モティエ、1757〜1834年)は、フランスの貴族・軍人・政治家です。若くして父を戦場で失い、莫大な遺産を相続した彼は、自由と共和主義の理念に深く共鳴し、アメリカの独立運動に身を投じました。
1777年、19歳のラファイエットはフランス政府の反対を押し切り、私費で船を購入してアメリカへ渡航しました。大陸軍に少将として迎えられ、ジョージ・ワシントンと深い信頼関係を結びます。バランフォードの戦いやヨークタウンの戦いなど重要な局面で活躍し、フランスとアメリカの同盟成立にも貢献しました。
帰国後のフランスでは、フランス革命の初期において立憲君主制と人権の確立を目指し、1789年に「人間と市民の権利の宣言」の起草にも関与しました。また国民衛兵の初代司令官として革命期の秩序維持に努めましたが、急進化する革命の波に流されず、穏健な立場を守り続けました。
晩年の1824〜25年に行ったアメリカ再訪では国民的な歓迎を受け、「二大陸の英雄」として不滅の名声を得ました。自由・平等の理念を体現した人物として、現代でも米仏両国から深く敬愛されています。
使い方・例文
アメリカ独立革命やフランス革命を学ぶ教科書・書籍には、ラファイエット侯爵の名が必ずといってよいほど登場します。アメリカ各地の地名にもその名が残っています。
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