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ラスエルハヌートとは?

らすえるはぬーと

ラスエルハヌートとは、北アフリカ(マグレブ地方)発祥のスパイスブレンドで、多種のスパイスを調合した複雑な香りと風味が特徴の調味料です。

ラスエルハヌート(Ras el hanout)は、モロッコをはじめとするマグレブ(北アフリカ)料理に欠かせないスパイスミックスです。アラビア語で「店の頭」または「最上のもの」を意味し、香辛料商(スパイス屋)がその店で最高のスパイスを独自に調合して提供したことに由来するとされます。

ラスエルハヌートを構成するスパイスは店や家庭によって異なりますが、一般的に使われる主なスパイスには以下があります。

  • シナモン・クローブ・ナツメグ(甘く温かみのある香り)
  • クミン・コリアンダー・カルダモン(芳香と辛み)
  • ターメリック・パプリカ(色と風味)
  • アリゲーターペッパー・キューベブ(独自の刺激香)

配合されるスパイスは10種類程度から多い場合は30種類以上にも及び、それぞれのブレンドが店の「秘伝の味」として代々受け継がれてきました。

主な使用場面はタジン料理・クスクス・ケフタ(肉団子)など北アフリカの伝統料理のほか、肉や魚のマリネ、炊き込みご飯などにも活用されます。近年はヨーロッパや日本のレストランでもミドルイースタン料理の文脈で注目されており、特有の複雑な香りがエキゾチックな料理に深みを加える調味料として人気が高まっています。

使い方・例文

「ラムのタジン煮込みにラスエルハヌートをひとさじ加えると、スパイスの複雑な香りが全体に広がり北アフリカらしい味わいになる」という場面で使われます。

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