ラガー発酵とは?
らがーはっこう
ラガー発酵とは、低温環境で底面酵母を使って行う発酵方式で、クリアで爽快なビールを生み出す製法です。
ラガー発酵とは、低発酵温度(一般に5〜12℃程度)で底面酵母(Saccharomyces pastorianus)を使用するビールの発酵方式です。「ラガー(Lager)」はドイツ語で「貯蔵」を意味し、低温・長期熟成によってすっきりとした味わいに仕上げる製法を指します。
ラガー発酵の特徴は以下のとおりです。
- 酵母が液体の底部に沈降して発酵するため「下面発酵」とも呼ばれる
- 低温発酵により、エステルなど副産物の生成が抑えられクリアな味わいになる
- 発酵後は0〜4℃程度の低温で数週間〜数ヶ月間「ラガリング(貯酒)」を行う
- 清澄でさっぱりとした飲み口が特徴で、日本のビール大手もほぼラガー系
ラガービールの代表例には、ピルスナー・ヘレス・ドゥンケル・ボックなどがあります。19世紀のヨーロッパ(特にボヘミア・バイエルン地方)で低温貯蔵技術と人工冷却技術が発達したことで世界中に広まり、現在では世界で最も多く消費されるビールスタイルとなっています。
エールと比較すると発酵・熟成に時間がかかるため大型設備が必要ですが、安定した品質と軽快な飲み口が消費者に好まれています。
使い方・例文
日本で市販されているビールの多くはラガー発酵で造られており、冷やして飲むとすっきりとした爽快感が楽しめます。
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