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ライムライトとは?

らいむらいと

ライムライトとは、19世紀に舞台照明として使われた石灰(ライム)を加熱して発光させる照明装置、またはその強烈な光が当たる「注目の的」という意味の表現です。

ライムライト(limelight)は、酸化カルシウム(生石灰)を酸素水素の炎で強く加熱すると白色の強い光を放つ現象を利用した照明装置です。19世紀前半にドラモンドライトとも呼ばれ、イギリスの軍人トーマス・ドラモンドが測量用に応用したとされます。その後、劇場の舞台照明として急速に普及しました。

電気照明が普及する以前の劇場では、ガスや油脂を使った照明しかなく、舞台全体を明るく照らすことは困難でした。ライムライトは当時の技術では際立って明るく、主役の俳優にスポットライトのように当てることが可能でした。観客の目は自然と最も明るい場所に引き付けられるため、ライムライトを浴びる俳優は文字通り「注目の中心」となりました。

この舞台照明としての特性から、「ライムライトを浴びる」「ライムライトの中にいる」という表現が「脚光を浴びる」「世間の注目を集める」という比喩的な意味で英語圏に定着しました。日本でもチャーリー・チャップリンの映画『ライムライト』(1952年)などを通じて広く知られるようになりました。

使い方・例文

「彼女はデビュー作で一躍ライムライトを浴びた」のように、芸能・スポーツ・政治の世界で注目を集めた人物について使われます。

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