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ライトモチーフとは?

らいともちーふ

ライトモチーフとは、音楽や文学・映画において特定の人物・感情・概念と結びついて繰り返し登場する短い動機(モチーフ)のことです。

ライトモチー(Leitmotiv)はドイツ語で「導く動機」を意味し、もともとはオペラや交響詩などの音楽作品で用いられた技法です。特定の登場人物・感情・場面・概念と結びついた短い旋律や和音のパターンが、作品中に繰り返し現れることで、聴衆に「このメロディーが聞こえたらあの人物が登場する」という連想を呼び起こします。

この技法を体系的に確立したのはドイツの作曲家リヒャルト・ワーグナーです。彼の楽劇(ミュージックドラマ)、とりわけ「ニーベルングの指環」四部作では、登場人物・魔法の道具・感情状態それぞれに固有のライトモチーフが割り当てられ、複雑に絡み合いながら物語を音楽的に構築しています。

現代では音楽以外にも広く使われる概念となっています。

  • 映画音楽:ジョン・ウィリアムズの「スター・ウォーズ」や「ハリー・ポッター」では各キャラクターに専用のテーマが付与されている
  • 文学:小説の中で繰り返し登場するイメージや象徴(例:ある作家の作品に繰り返し現れる「水」の描写)
  • ゲーム音楽:特定のエリアやキャラクターに対応するBGM

ライトモチーフは、受け手の記憶と感情に深く結びつくことで、作品全体に統一感と感情的な深みをもたらす重要な表現手法です。

使い方・例文

映画「ジョーズ」で2音の不気味な旋律が流れるたびにサメの存在を予感させるのが代表的なライトモチーフの例で、音楽だけで恐怖を高める効果を生んでいます。

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