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ライゾームとは?

らいぞーむ

ライゾームとは、植物の地下茎(根茎)のことで、地中を水平に伸びて栄養繁殖を行う茎の一形態です。

ライゾーム(Rhizome)とは、地中または地表近くを横に伸びる変形した茎のことで、日本語では「根茎(こんけい)」と呼ばれます。見た目は根に似ていますが、節・節間・葉の痕跡・芽などを持つ点で根と区別されます。

ライゾームの主な働きは次の通りです。

  • 栄養繁殖:節から新芽や根を出して横方向に広がり、1株から多くの個体を増やします。
  • 養分の貯蔵:デンプンや水分を蓄え、乾燥・低温などの不良環境を乗り越えるための器官として機能します。
  • 越冬:地上部が枯れても地中のライゾームが生き続け、翌春に再び芽を出します。

身近な例はショウガハススギナ・チガヤ・サトイモなどです。ショウガの「塊」として売られている部分がライゾームであり、料理に使われると同時に種ショウガとして増殖にも使われます。スギナやチガヤは根茎が丈夫なため除草が難しく、農業や園芸では雑草として扱われることがあります。

哲学の文脈では、ジル・ドゥルーズとフェリックス・ガタリが『千のプラトー』においてライゾームを「中心も周辺もなく無限に広がる思考や構造」の比喩として用い、インターネットや非階層的ネットワークの概念と結び付けて語られることもあります。

使い方・例文

ショウガやハスを育てる際に「ライゾームを土に埋めて増やす」という表現が使われ、植物の栄養繁殖法を説明する場面で登場します。

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