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ヨーレートとは?

よーれーと

ヨーレートとは、車両が垂直軸(鉛直軸)まわりに回転する角速度のことで、旋回のしやすさや横滑りの検知に使われる指標です。

ヨーレート(Yaw Rate)とは、車両が上下方向(鉛直方向)の軸を中心として回転する角速度のことです。単位はrad/s(ラジアン毎秒)や°/s(度毎秒)で表されます。「ヨー」とは航空・船舶・自動車工学において鉛直軸まわりの回転運動を意味し、ピッチ(横軸回転)・ロール(前後軸回転)とあわせて姿勢の三軸を構成します。

自動車工学においてヨーレートは以下の場面で重要な役割を果たします。

  • 車両挙動の把握:旋回中の回頭性・アンダーステア・オーバーステアの検知
  • ESC(電子制御スタビリティコントロール):実測ヨーレートと理論値のずれを検出し、各輪のブレーキを制御して横滑りを防ぐ
  • 自動運転・ADAS:自車位置推定・進路予測への利用
  • サスペンション・ステアリング設計:旋回応答性の評価指標

ヨーレートセンサー(ジャイロセンサー)は現代の乗用車に広く搭載されており、ESCが義務化されている多くの国・地域では標準装備となっています。ヨーレートが急激に変化した場合、システムが自動介入することで交通事故の防止に貢献しています。

使い方・例文

急なハンドル操作で車がスピンしそうになった際、ESCはヨーレートセンサーの値を監視しており、実測値が目標値から外れると自動的に特定のタイヤにブレーキをかけて姿勢を安定させる。

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