ヨルバ語とは?
よるばご
ヨルバ語とは、西アフリカのナイジェリアやベナン共和国を中心に約4000万人以上が話すニジェール・コンゴ語族の言語です。
ヨルバ語(Yoruba)は、ニジェール・コンゴ語族に属するヴォルタ・ニジェール語派の言語で、主にナイジェリア南西部のオグン州・オヨ州・オスン州などと、ベナン共和国・トーゴの一部で話されています。話者数は4000万人を超え、アフリカの言語の中でもスワヒリ語・ハウサ語と並ぶ主要言語の一つです。
ヨルバ語の際立った特徴は声調言語であることです。高・中・低の三段階の声調があり、同じ音節でも音の高低によってまったく異なる意味になります。文字表記はラテン文字を基本とし、声調記号を付した正書法が確立されています。
文化的な影響力も非常に大きく、以下の点で注目されます。
- ヨルバ人の伝統宗教「イファ」はユネスコの無形文化遺産に登録されている
- 大西洋奴隷貿易を通じてブラジルのカンドンブレやキューバのサンテリアなど、アフリカ系ディアスポラの宗教・文化に深く根付いた
- ナイジェリアの映画産業「ノリウッド」においてヨルバ語映画は重要な一翼を担う
- ポップミュージック「アフロビーツ」の歌詞にも頻繁に登場する
ヨルバ語はアフリカ大陸の言語の中でも、ディアスポラを通じた世界的な広がりを持つ点で特異な存在です。
使い方・例文
ブラジルのサルバドール市で行われるカンドンブレの宗教儀礼では、ヨルバ語に由来する歌や祈りの言葉が今も受け継がれています。
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