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ユースフ・ライサニとは?

ゆーすふらいさに

ユースフ・ライサニとは、モロッコ政治家で、公正発展党(PJD)を率い、首相として国内改革を推進した人物です。

ユースフ・ライサニ(Youssef Benkirane、アラビア語表記ではアブライラー・ベンキラン、1954年〜)は、モロッコ政治家です。イスラム系穏健政党である公正発展党(PJD)の党首として知られ、2011年の「アラブの春」を背景にモロッコで行われた憲法改正・民主化改革の流れを受けて首相に就任しました。

PJDは2011年の議会選挙で第一党となり、ライサニは同年12月に首相に任命されました。政権下では財政改革、汚職対策、燃料補助金削減などに取り組みましたが、連立交渉の行き詰まりや政策実施の困難さにも直面しました。2016年の議会選挙でもPJDが第一党を維持しましたが、連立政権樹立交渉が長期化し、2017年には組閣失敗を理由にライサニは首相職を解任される形となりました。

ライサニは率直で大衆的な語り口で知られ、国民から「ビジェー」という愛称で親しまれました。モロッコにおけるイスラム系穏健政治の可能性と限界を示した指導者として、北アフリカ政治研究の文脈でよく言及されます。

使い方・例文

北アフリカ・マグレブ地域の政治や、アラブの春後のイスラム系政党の台頭と挫折を論じる際に、ライサニの名前が登場します。

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