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ユニラテラリズムとは?

ゆにらてらりずむ

ニラテラリズムとは、国際社会での問題に対し他国や国際機関との協調を経ずに単独で行動しようとする外交・政治的立場や政策姿勢のことです。

ニラテラリズム(unilateralism)とは、外交安全保障・国際政治の分野において、他国や国際機関との多国間協議合意を経ることなく、自国の判断と利益に基づいて単独で行動する方針や考え方を指します。日本語では「単独主義」または「一国主義」と訳されます。対義語は多国間協調を重視する「マルチラテラリズム(多国主義)」です。

ユニラテラリズムが採られる背景には、国家が国際機関の意思決定プロセスや他国との交渉を経ることで行動の迅速性や効果が損なわれると判断する場合や、自国の国家利益・安全保障上の必要性が国際的な合意形成を待てないと見なす場合などがあります。また、圧倒的な軍事・経済力を持つ大国が国際社会に対して自国の意思を押し通す際にもこの姿勢が見られます。

歴史的な例としては、国連安保理の合意なしにイラク戦争を開始した2003年のアメリカの行動が代表的なユニラテラリズムとして論じられます。また、国際条約からの一方的な離脱(気候変動協定や国際機関からの脱退など)もユニラテラリズム的行動とされることがあります。

ユニラテラリズムは短期的には意思決定の迅速化というメリットがある一方、国際的な信頼や連携を損ない、長期的には孤立や対立を招くリスクがあるとも批判されます。現代の国際政治ではユニラテラリズムとマルチラテラリズムのバランスをめぐる議論が続いています。

使い方・例文

国際政治の文脈で「国連決議を経ずに軍事介入を行った国の姿勢はユニラテラリズムだ」という形で使われ、多国間主義(マルチラテラリズム)との対比で論じられることが多い言葉です。

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