安全保障とは?
あんぜんほしょう
安全保障とは、国家や社会が外部の脅威から自国民・領土・主権を守るために取る政策や体制の総称です。
安全保障(あんぜんほしょう)とは、国家や共同体が外部・内部の脅威から自らの存立・国民の生命・領土・主権を守るために講じる政策・制度・措置の総体を指します。英語では「security」または「national security」に相当し、国際関係・政治学・軍事学の中心的な概念です。
伝統的に安全保障は軍事的手段(抑止・同盟・軍備)を中心とした「国家安全保障」として理解されてきました。しかし冷戦終結以降、安全保障の概念は大きく拡張されました。現代では人間の安全保障(Human Security)という観点から、貧困・疾病・環境破壊・テロ・サイバー攻撃なども安全保障の脅威として認識されています。
安全保障の主な分野を挙げると次のようになります。
- 軍事的安全保障: 軍隊・同盟(NATOなど)・抑止力による脅威への対処
- 経済的安全保障: エネルギー・食料・重要資源の安定供給確保
- サイバー安全保障: インフラやデータへのサイバー攻撃への防衛
- 人間の安全保障: 個人レベルの安全・貧困・人権保護
日本においては、憲法第9条・自衛隊・日米安全保障条約が安全保障政策の根幹をなしてきました。近年は経済安全保障推進法(2022年施行)など、経済分野での安全保障政策も強化されています。安全保障は国際情勢と密接に連動するため、外交・経済・科学技術政策と一体的に考える必要があります。
使い方・例文
「日米安全保障条約は、日本の安全保障政策の基軸となる条約です」「サイバー攻撃への対応は現代の安全保障において重要な課題となっています」のように使います。
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