ヤマブシタケとは?
やまぶしたけ
ヤマブシタケとは、白くふさふさした針状の突起が密生する、食用・薬用として注目されるキノコです。
ヤマブシタケ(山伏茸)は、サンゴハリタケ科(Hericium erinaceus)に属するキノコで、白色から淡黄色の房状の塊に無数の細い針状突起(歯牙)が垂れ下がる、非常にユニークな外見を持ちます。その姿が山伏(山岳修験者)の衣装に似ていることが和名の由来です。英語では「Lion's Mane(ライオンのたてがみ)」とも呼ばれます。
主にブナやナラ、クヌギなどの広葉樹の枯れ木や弱った木の幹に発生します。日本では夏から秋にかけて山地の森林で見られますが、自然環境での発見は比較的まれであるため、現在では人工栽培が広く行われています。
食材としては、ホタテやアワビに似た食感と淡白な風味を持ち、炒め物・鍋・天ぷらなどに使われます。また近年、機能性食品・薬用キノコとして世界的に注目を集めており、以下の成分が研究されています。
- ヘリセノン類・エリナシン類(神経成長因子の合成促進が示唆される物質)
- β-グルカン(免疫活性化に関わる多糖類)
- ポリフェノール類
特に認知機能への効果の可能性が研究され、認知症予防の観点から注目されていますが、効果については現在も科学的検討が続いています。
使い方・例文
スーパーや道の駅でヤマブシタケを見かけたら、鍋料理や炒め物に活用できます。健康食品やサプリメントとしても流通しており、機能性食品の特集記事で紹介されることが多いキノコです。
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