モール糸とは?
もーるいと
モール糸とは、芯糸にパイル状の短い繊維を巻きつけた毛足のある装飾用の糸のことです。
モール糸とは、細い芯糸(ねじり糸)の周囲に、短くカットされたパイル状の繊維を均一に巻きつけて固定した特殊な糸の一種です。断面がイモムシのように見えることから、フランス語で「虫」を意味する「chenille(シュニール)」とも呼ばれます。
モール糸の製造工程では、まず平行に引き揃えた短い繊維束を、撚り合わせた2本の芯糸で挟んでねじることで繊維を固定します。こうして生まれたふわふわとした毛並みが、モール糸特有の柔らかい質感と光沢を生み出しています。素材にはコットン・レーヨン・アクリル・ポリエステルなどが使われます。
モール糸が使われる主な分野には以下があります。
- ニット製品やセーターなどのファッションアイテム
- カーペットや絨毯などのインテリア素材
- クッションカバーやソファの生地
- 手芸・クラフト用の装飾素材
モール糸の最大の特徴はその柔らかな手触りと、光の当たり方によって輝きが変わるベルベット調の見た目にあります。ただし、毛足が抜けやすい・型崩れしやすいという性質もあるため、取り扱いには注意が必要です。アパレルからインテリアまで幅広く活用される、存在感の高い糸素材です。
使い方・例文
手芸店でモール糸を購入し、シュニールニットのスヌードやポーチを手編みで作る際に使われる素材として広く知られています。
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