モーションコントロールカメラとは?
もーしょんこんとろーるかめら
モーションコントロールカメラとは、カメラの動きをコンピューターで精密に制御・再現できる撮影システムです。
モーションコントロールカメラ(Motion Control Camera)は、カメラのパン・チルト・ロール・ズーム・フォーカス・移動速度などの動作パラメーターをコンピューターでプログラムし、寸分違わず繰り返し再現できる電動制御式の撮影システムです。
仕組みとしては、ロボットアームやレール上のドリーにカメラを搭載し、各軸にステッピングモーターやサーボモーターを組み込んでいます。撮影スタッフが一度操作した動きを記録し、同じ動きを何度でも正確に繰り返すことができます。この特性を活かした主な用途は以下のとおりです。
- 視覚効果(VFX)合成:実写とCGを完全に動きを合わせて重ね合わせる
- コマ撮りアニメーション:フレームごとに止まって動かす精密撮影
- ハイスピード×モーションブラー演出:スローモーションと組み合わせた特殊撮影
- 製品・広告撮影:複数カットで寸分違わぬカメラワークを要求される場合
映画『スター・ウォーズ』シリーズの模型宇宙船撮影で広く知られるようになり、その後デジタル技術と融合することで活用領域が拡大しました。現代のVFX主体のブロックバスター映画から美術館のインスタレーション映像まで、精密なカメラワークが求められるあらゆる映像表現で重要な役割を担っています。
使い方・例文
CGで生成した宇宙船と実写の俳優を合成する際、モーションコントロールカメラで実写シーンを複数回同じ動きで撮影し、後工程でCGと完全に位置合わせするという使い方が典型例です。
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