本文へスキップ

モルペウスとは?

もるぺうす

モルペウスとは、ギリシャ神話における夢の神で、眠りの神ヒュプノスの息子として人間のもとへ人の姿で現れ、夢を届けるとされる神格です。

モルペウス(Morpheus)は、古代ギリシャ神話に登場する夢の神です。その名はギリシャ語で「形」や「姿」を意味する「モルペー」に由来し、人の姿を自在に取って夢の中に現れる能力を持つとされました。

モルペウスは眠りの神ヒュプノス(Hypnos)の息子であり、オウィディウスの『変身物語』などの記述によれば、夢の神々(オネイロイ)の一人として位置づけられています。夢の神々の中でも、モルペウスは特に人間の姿をとって夢を見る者に語りかける役割を担い、神や英雄への神託的なメッセージを届ける使者でもありました。

モルペウスが眠る場所は「夢の館」とされ、黒いケシの花に囲まれた洞窟に住まうとされています。この「ケシ」との結びつきから、モルヒネ(morphine)という薬物の名称はモルペウスにちなんで名付けられました。

モルペウスは後世の文学・芸術にも大きな影響を与えており、「夢の神」として眠りや幻想の象徴として現代のファンタジー作品・映画・音楽などにも登場します。「モルフィアス」という英語名で知られる姿も多く見られます。

使い方・例文

ギリシャ神話や西洋文化史を学ぶ場面のほか、「モルヒネ」「モルフィング」といった現代語の語源を調べるときにモルペウスの名前が登場します。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語