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ムネアカオオアリとは?

むねあかおおあり

ムネアカオオアリとは、胸部が赤褐色であることが特徴日本最大級のアリで、森林や住宅周辺に広く生息します。

ムネアカオオアリ(胸赤大蟻)は、ハチアリ科に属する昆虫で、学名はCamponotus obscuripesです。働きアリの体長は7〜12mm程度日本最大級のアリのひとつであり、頭部と腹部が黒色、胸部が赤褐色という鮮明なツートンカラーが識別の目安になります。

北海道から九州まで日本全国に広く分布し、低山地から里山、住宅地の緑地など多様な環境に適応しています。巣は朽木や倒木の中、あるいは土中に作ることが多く、コロニーは数百〜数千個体規模になります。雑食性で、昆虫の死骸や樹液、蜜を好みます。

アリの中では動作がゆっくりとしており、比較的おとなしい性質です。ただし脅かされると蟻酸を噴射して防衛行動をとります。夜行性の傾向が強く、特に夜間に木の幹を登って樹液を舐める姿が観察されます。

家屋の木材に巣を作ることがあるため、シロアリと間違われることもありますが、アリとシロアリはまったく異なる分類群です。また木材を直接食害するわけではなく、すでに朽ちた木を利用するのが一般的です。自然観察の場でも人気が高く、その大きさと特徴的な体色から初心者でも識別しやすいアリとして知られています。

使い方・例文

公園の古い切り株や朽木を注意深く見ると、ムネアカオオアリが出入りする巣穴を見つけることがあります。その大きな体と赤黒の配色は昆虫観察の入門として親しまれています。

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