ミシェル・ピコリとは?
みしぇるぴこり
ミシェル・ピコリとは、フランスを代表する名優で、60年以上のキャリアにわたって映画・舞台の両面で活躍した俳優です。
ミシェル・ピコリ(Michel Piccoli、1925〜2020年)は、フランス・パリ出身の俳優で、20世紀後半のヨーロッパ映画を代表するスターの一人です。イタリア系の家庭に生まれ、若い頃から舞台俳優として活動を開始しました。
映画俳優としての転機となったのは、ルイス・ブニュエル監督との数々のコラボレーションです。『小間使の日記』『昼顔』『銀河』など、ブニュエルが手がけた問題作に繰り返し起用され、知性と皮肉を帯びたキャラクターを演じる俳優として国際的評価を確立しました。ジャン=リュック・ゴダール監督の『軽蔑』(1963年)でもブリジット・バルドーと共演し、大きな注目を集めました。
ピコリの魅力は、どこか陰のある知識人や道徳的に曖昧な人物を説得力豊かに演じる力にありました。コメディからシリアスなドラマまで幅広いジャンルをこなし、フランス映画のみならず、イタリア・スペイン・ドイツなど各国の監督とも積極的に協働しました。
晩年も精力的に活動を続け、2012年のカンヌ国際映画祭では『神々のたそがれ』への出演が高く評価されました。フランス映画界において生涯現役を貫いた稀有な存在として、後世の俳優たちにも大きな影響を与えています。
使い方・例文
フランス映画の名作を語る文脈や映画史の授業で、ブニュエル作品・ゴダール作品の出演俳優としてミシェル・ピコリの名前が登場します。
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