ルイス・ブニュエルとは?
るいすぶにゅえる
ルイス・ブニュエルは、スペイン出身の映画監督で、シュルレアリスムと辛辣な社会批評を組み合わせた独自の映像世界を築いた20世紀映画の巨人です。
ルイス・ブニュエル(Luis Buñuel)は、1900年生まれ、1983年に没したスペインの映画監督です。スペインのカランダで生まれ、マドリードでサルバドール・ダリやフェデリコ・ガルシア・ロルカらと交友し、芸術的な素養を培いました。
パリに渡ってからはシュルレアリスム運動と深く関わり、ダリと共同制作した「アンダルシアの犬」(1929年)で鮮烈なデビューを果たしました。眼球を剃刀で切るショッキングな場面は映画史に刻まれる場面として広く知られています。続く「黄金時代」(1930年)も物議を醸しました。
スペイン内戦を経てメキシコに移住し、メキシコ映画界で精力的に作品を制作。「忘れられた人々」(1950年)でカンヌ映画祭監督賞を受賞し、再び国際的な注目を集めました。晩年にはフランスに拠点を移し、「昼顔」(1967年)「ブルジョワジーの秘かな楽しみ」(1972年)「自由の幻想」(1974年)など、ブルジョワ社会とカトリック道徳を痛烈に風刺した傑作群を次々と発表しました。
ブニュエルの映画は、夢と現実の境界を曖昧にしながら、人間の欲望・偽善・権力を鋭く解剖するものであり、現在も世界中の映画作家や批評家に強い影響を与え続けています。
使い方・例文
「アンダルシアの犬」や「ブルジョワジーの秘かな楽しみ」はルイス・ブニュエルの代表作として、シュルレアリスム映画や社会批評映画を語る際に必ず登場します。
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