ジャン=リュック・ゴダールとは?
じゃんりゅっくごだーる
ジャン=リュック・ゴダールは、フランスのヌーヴェルヴァーグを代表する映画監督で、映画の文法を根本から革新した20世紀最重要の映画作家です。
ジャン=リュック・ゴダール(Jean-Luc Godard、1930〜2022年)は、スイス生まれのフランス映画監督・脚本家であり、「映画のあり方そのもの」を問い直した先駆者として世界的に評価されています。
1950年代後半から映画批評誌『カイエ・デュ・シネマ』で批評家として活動し、フランソワ・トリュフォーらとともにヌーヴェルヴァーグ(新しい波)と呼ばれる映画運動を牽引しました。1960年の長編デビュー作『勝手にしやがれ』では、従来の連続編集を無視したジャンプカット、手持ちカメラによる即興的な撮影、スタジオを使わないロケ撮影など、映画の慣習を意図的に破壊する手法を導入し、世界中の映画人に衝撃を与えました。
その後も精力的に作品を発表し、主な代表作には以下のものがあります。
- 『小さな兵隊』(1960年)
- 『軽蔑』(1963年)
- 『気狂いピエロ』(1965年)
- 『ウィークエンド』(1967年)
1968年以降は政治的な前衛映画やビデオ作品に転じ、映像と音声・テキストの関係を探求し続けました。晩年も新作を発表し続け、2022年にスイスで死去するまで映画の可能性を追い求め続けた姿勢は、世界中の映画作家に多大な影響を与えています。
使い方・例文
映画史の授業や映画批評で「ゴダールの手法」と言えば、ジャンプカットや映画内映画など、映画の虚構性を意図的に露わにする技法を指すことが多いです。
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