ミシェル・ネイとは?
みしぇるねい
ミシェル・ネイとは、フランス革命・ナポレオン戦争期の名将で「勇者の中の勇者」と称され、ナポレオンが最も信頼した元帥のひとりです。
ミシェル・ネイ(1769年〜1815年)は、フランス北東部ザールルイ(当時神聖ローマ帝国領)出身の軍人で、ナポレオン戦争時代を代表するフランスの元帥のひとりです。鍛冶師の家庭に生まれ、フランス革命の勃発とともに軍に入り、才能と勇気によって急速に昇進しました。
ナポレオンのもとでエルランゲン・イエナ・アイラウなど数多くの戦いで活躍し、1804年にはフランス帝国元帥に叙されました。戦場での凄まじい勇猛さからナポレオン自身に「勇者の中の勇者」と称えられ、部下からも絶大な信頼を受けました。特にロシア遠征(1812年)の撤退戦では殿軍(しんがり)を率いて壊滅的な状況の中でフランス軍の退路を守り抜き、その名声は不動のものとなりました。
ナポレオンの最初の退位後はブルボン王朝に仕えましたが、1815年にナポレオンが「百日天下」として復活すると再び合流しました。ワーテルローの戦いで奮戦しましたが敗北し、ナポレオンの二度目の退位後に反逆罪で逮捕されました。軍法会議で死刑を宣告され、1815年12月にパリで銃殺されました。
その劇的な生涯はフランスの英雄伝説として後世に語り継がれ、「生存説」が流布されるほど民衆に愛された人物でもあります。
使い方・例文
ナポレオン戦争の解説や歴史小説では、ワーテルローの戦いにおけるネイの突撃や、ロシア撤退戦での殿軍の指揮がしばしば取り上げられます。
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