マントル対流とは?
まんとるたいりゅう
マントル対流とは、地球内部のマントルが高温によって非常にゆっくりと対流する現象で、プレートテクトニクスを駆動する原動力となっています。
マントル対流(Mantle Convection)とは、地球の地殻の下に存在する「マントル」と呼ばれる岩石層が、地球内部の熱によって非常に緩やかに循環する現象です。マントルは固体の岩石ですが、長い時間スケールでは粘性のある流体のように振る舞い、熱いものが上昇し冷えたものが下降するという対流運動を起こします。
この対流の仕組みは次のとおりです。
- 地球中心部のコアからの熱と、マントル内の放射性元素の崩壊熱がマントル底部を加熱する
- 加熱されて軽くなった岩石が上昇する
- 上昇したマントル物質は地殻の下で横方向に移動し、冷えて重くなると再び沈み込む
- この循環が地表のプレートを動かす力となる
マントル対流の速さは非常に遅く、年間数センチメートルほどの速度で移動します。しかしこの力がプレートテクトニクスの原動力となり、地震・火山・山脈の形成・大陸移動といった地球規模の地殻変動を引き起こしています。
マントル対流の詳細なメカニズムや規模については、地震波トモグラフィーなどの手法を用いた研究が現在も進められており、地球科学における重要な研究テーマの一つです。
使い方・例文
地球科学の授業でプレートテクトニクスや大陸移動を説明するとき、「プレートが動く理由」として必ず登場する概念です。
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