マンステールとは?
まんすてーる
マンステールとは、フランス・アルザス地方産の赤みがかったウォッシュタイプのチーズで、強い香りとまろやかな風味が特徴です。
マンステール(Munster)とは、フランスのアルザス地方(ライン川を挟んでドイツと接する地域)で生産されるウォッシュタイプのチーズです。AOC(フランス原産地呼称統制)およびEUのAOP認証を取得しており、製法と産地が厳格に管理されています。名称はアルザス地方の小都市「マンステール」に由来します。
製法の最大の特徴は、熟成中に塩水や地元産のブランデー(マール)で外皮を定期的に洗うウォッシュ工程です。この工程によって外皮にリネンス菌(Brevibacterium linens)が繁殖し、オレンジ〜赤褐色の独特の外皮が形成されます。この菌が強烈な臭い(アンモニア臭・足の臭いに例えられることもある)の原因ですが、チーズ自体の内部はクリーミーでまろやかな乳の風味が楽しめます。
マンステールの主な特徴は以下の通りです。
- 外皮:赤みがかったオレンジ色で湿り気があり、独特の強い臭気
- 内部:淡黄色でやや弾力があり、クリーミーでマイルドな味わい
- 熟成期間:最短3週間(小型)〜最長3ヶ月(大型)
- アルザスのクミン(キャラウェイシード)と合わせて食べる伝統がある
アルザス地方の白ワイン(ゲヴュルツトラミネールなど)と相性がよく、地元料理の重要な食材です。日本でも輸入チーズ専門店などで入手できます。
使い方・例文
チーズの盛り合わせで「外皮は強烈な臭いだが中身はマイルド」と説明される場合、マンステールのようなウォッシュタイプが登場することが多いです。
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