マルドゥクの竜とは?
まるどぅくのりゅう
マルドゥクの竜はバビロニア神話における主神マルドゥクと結びついた象徴的な竜で、混沌を制する神の力を表します。
マルドゥクの竜は、古代メソポタミア(バビロニア)の神話体系においてバビロンの主神マルドゥク(Marduk)に関連する竜(ドラゴン)のことです。特に「ムシュフシュ(sirrush)」と呼ばれる聖なる竜がマルドゥクおよびその息子ナブーの守護獣として知られています。
ムシュフシュは蛇の頭・鱗のある胴体・獅子の前足・鷲の後ろ足を持つ合成獣として描かれます。バビロンの城門「イシュタル門」にはムシュフシュの浮き彫りが施されており、神の威厳と守護を象徴する存在として城市を守ったとされます。
バビロニアの創世神話『エヌマ・エリシュ』では、混沌の原初の海を象徴する女神ティアマトがマルドゥクと戦い、マルドゥクが勝利してその身体から天地を創造したと語られます。ティアマトも竜・蛇の姿で描かれることがあり、マルドゥクの竜退治は「秩序が混沌を制する」神話的テーマを体現しています。
現代ではバビロニア神話を題材にしたゲーム・映画・小説において、マルドゥクの竜は古代文明の守護者・強大な魔物として登場し、世界観に重厚な歴史的背景を与えています。
使い方・例文
バビロニア神話をモチーフにしたゲームでムシュフシュが守護竜として登場し、プレイヤーが神殿を守るために従えるユニットとして描かれます。
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