マルクスとは?
まるくす
マルクスとは、資本主義の分析と共産主義思想の理論的基盤を築いたドイツの哲学者・経済学者・思想家カール・マルクスのことを指します。
マルクス(Karl Heinrich Marx、1818〜1883年)は、ドイツ生まれの哲学者・経済学者・社会思想家で、フリードリヒ・エンゲルスとともに科学的社会主義の理論を構築しました。その思想は「マルクス主義」と呼ばれ、20世紀の政治・社会・経済に絶大な影響を与えました。
マルクスの思想の核心は、社会の仕組みを経済的な生産関係から分析する唯物史観(史的唯物論)にあります。歴史は生産力と生産関係の矛盾によって発展するという考え方で、封建制から資本主義へ、そして社会主義・共産主義へと移行するという歴史観を示しました。
主要な著作と概念は以下の通りです。
- 『共産党宣言』(1848年):エンゲルスとの共著。「万国の労働者よ、団結せよ」の一節で有名
- 『資本論』(1867年〜):資本主義経済の構造を分析した主著
- 剰余価値:労働者が生み出した価値から資本家が搾取する部分の概念
- 階級闘争:支配階級と被支配階級の対立が歴史を動かすという考え方
マルクスの思想はロシア革命や中国革命など各国の社会主義運動に影響を与えましたが、現実の政権運営では理論と乖離が生じることも多く、学術的・政治的にさまざまな評価がなされています。
使い方・例文
「経済格差の問題を論じると、必ずマルクスの資本論や階級闘争の概念が参照される」というように、社会・経済問題の文脈で登場します。
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