マッサマン・カレーとは?
まっさまんかれー
タイ南部発祥のマイルドなカレーで、イスラム文化の影響を受けたスパイスとナッツの豊かな風味が特徴です。
マッサマン・カレー(Massaman curry / แกงมัสมั่น)は、タイ料理のカレーの中でもとくにまろやかで甘みのある種類で、タイ南部からマレーシア国境にかけての地域に根ざした料理です。「マッサマン」はアラビア語で「イスラム教徒」を意味する言葉に由来するとされ、ペルシャ・インド・マレーの食文化とタイ料理が融合して生まれたとされます。
通常のタイカレーと異なり、辛さは控えめで、ジャガイモ・玉ねぎ・鶏肉(または牛肉・羊肉)・ピーナッツやカシューナッツを具材として使い、ナンプラー・タマリンド・ヤシ砂糖でバランスよく味を調えます。ペーストにはレモングラス・ガランガル(タイ生姜)・コリアンダー・クミン・シナモン・カルダモン・クローブなどが使われ、複雑かつ深い香りを生み出します。
主な特徴をまとめると以下のとおりです。
- 辛さ控えめでまろやか、子どもや辛さが苦手な人にも受け入れやすい
- スパイスの種類が多く、スープが複雑な風味を持つ
- ナッツ・じゃがいもを使うタイカレーは珍しく、独特のほくほく感がある
- ハラール食材を使うレシピが多く、豚肉は基本的に使わない
2011年にCNNが発表した「世界で最もおいしい食べ物50選」で1位を獲得したことで世界的知名度が上がり、タイ料理店のメニューに欠かせない定番となっています。
使い方・例文
タイ料理レストランでグリーンカレーやレッドカレーより辛さ控えめのものを選びたいときに、マッサマン・カレーはおすすめの選択肢です。
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