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マチルダ (イングランド女王)とは?

まちるだ

マチルダとは、12世紀のイングランドにおいて王位継承権を主張した女性で、内乱「無政府時代」の中心人物となった歴史上の重要な君主候補です。

マチルダ(1102〜1167年)は、イングランドヘンリー1世の娘であり、正式な名称を「神聖ローマ皇帝妃マチルダ」または「アンジュー伯妃マチルダ」とも呼ばれます。ヘンリー1世の唯一の嫡男が水難事故で死亡した後、父王は貴族たちにマチルダへの忠誠を誓わせ、彼女を後継者と定めました。

かし1135年にヘンリー1世が崩御すると、従弟のスティーブンが先手を打って王位を奪取しました。これに対しマチルダは自らの権利を主張して軍事行動を起こし、「無政府時代(アナーキー)」と呼ばれる内乱がイングランドを席巻しました。1141年にはスティーブンを捕虜にして一時的に実権を握り、「ローマ人の女王」を自称しましたが、ロンドン市民の反発を招いて正式な戴冠には至りませんでした。

その後も戦いは続きましたが、決定的な勝利は得られず、最終的には息子のヘンリー(後のヘンリー2世)がスティーブンの後継者として認められることで内乱は収束しました。マチルダ自身はイングランドの歴史上「女王」として戴冠した記録はありませんが、プランタジネット朝の礎を築いた人物として高く評価されています。

使い方・例文

中世イングランドの王位継承問題や女性君主の先駆けを論じる文脈で、マチルダの名は必ず取り上げられます。

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