マセルとは?
ませる
マセルとは、アフリカ南部の山岳王国レソト王国の首都で、南アフリカ共和国に完全に囲まれた内陸都市です。
マセル(Maseru)は、アフリカ南部に位置するレソト王国の首都です。カレドン川(モコトロン川)の西岸に位置し、南アフリカ共和国の都市ブルームフォンテーンとも近い国境沿いの都市です。レソトは南アフリカに完全に囲まれた内陸国(飛び地状の国)であり、マセルはその行政・経済の中心地です。
歴史的背景として、マセルは19世紀にバソト族の首長モショシェ1世が建設した王国の中心地に由来します。イギリスの保護領「バストランド」として植民地化されましたが、1966年にレソトとして独立しました。独立後もマセルが首都として機能し続けています。
地理と気候について、レソト全土は標高の高い山岳地帯であり、マセルも標高約1,600メートルに位置します。南半球の高地のため、夏(12〜2月)は温暖で雨が多く、冬(6〜8月)は乾燥して厳しい寒さになります。高地特有の雪が降ることもあります。
現代の状況として、マセルは小規模な都市ながら政府機関・商業施設・市場が集中しています。レソトの主要産業は繊維・衣類の輸出や南アフリカへの出稼ぎ労働者の送金であり、マセルも繊維工場が立地する経済拠点です。また、レソトは水資源が豊富で、「アフリカの水の王国」とも称されます。観光面では山岳トレッキングやポニー乗馬が知られており、マセルはその起点となっています。
使い方・例文
アフリカの地理学習や国際関係の文脈で「レソトの首都」として登場します。南アフリカに囲まれた内陸飛び地国家という特異な地理的状況を説明する際にも頻出します。
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