マジュロとは?
まじゅろ
マジュロとは、太平洋中部に位置するマーシャル諸島共和国の首都で、同国の政治・経済・文化の中心地です。
マジュロ(Majuro)は、太平洋中部・ミクロネシア地域に位置するマーシャル諸島共和国の首都です。環礁(アトール)上に形成された細長い島々からなる都市であり、国内最大の人口集積地です。
マジュロ環礁は多数の小さな島(イスレット)が弧を描いて連なっており、その一部に市街地が形成されています。標高は非常に低く、最高点でも数メートル程度しかないため、海面上昇の脅威に直接さらされており、気候変動による水没リスクが深刻な問題となっています。マーシャル諸島の政府は海面上昇問題を国際社会で積極的に訴えてきたことで知られます。
歴史的にはスペイン・ドイツ・日本(大戦中の委任統治)・アメリカ合衆国による統治を経て、マーシャル諸島は1986年にアメリカとの自由連合協定に基づき主権を回復しました。マジュロはその後、首都として発展してきました。
経済は漁業・観光・外国援助が中心であり、規模は小さいながらも国際空港・港湾を有します。コプラ(ヤシの実の加工品)も伝統的な産品です。マーシャル語と英語が公用語であり、住民はミクロネシア系の文化的背景を持ちます。
使い方・例文
国際会議で「マーシャル諸島の首都マジュロは海面上昇によって国土が失われる危機に瀕している」と紹介される場面があります。太平洋の地理・環境問題を扱う文脈でよく登場する地名です。
この用語をシェア
最終更新: