マーシャル諸島とは?
まーしゃるしょとう
マーシャル諸島とは、太平洋中部に位置するミクロネシアの島国で、29の環礁と5つの島から成る独立国家です。
マーシャル諸島共和国(Republic of the Marshall Islands)は、太平洋のミクロネシア地域に位置する島国です。赤道の北側、日付変更線の西側に広がる29の環礁と5つの島で構成され、陸地面積は約181平方キロメートルと非常に小さい一方、排他的経済水域は200万平方キロメートル以上に及びます。首都はマジュロ環礁にあるマジュロです。
歴史的には、スペイン・ドイツの統治を経て第一次世界大戦後に日本の委任統治領となり、第二次世界大戦後はアメリカの信託統治領として管轄されました。1986年にアメリカとの自由連合協定(コンパクト)を結び、実質的な独立を達成。1991年に国連加盟を果たしました。現在もアメリカと緊密な関係を持ち、国防はアメリカが担当しています。
マーシャル諸島は地球温暖化の影響を最も深刻に受ける国のひとつとして知られています。島々の平均海抜はわずか2メートル程度であり、海面上昇が進むと国土の多くが水没する危機に直面しています。このため、同国は国際的な気候変動交渉の場で積極的な発言を行い、排出削減を強く訴える立場をとっています。
また、第二次世界大戦中から冷戦期にかけてビキニ環礁やエニウェトク環礁でアメリカによる核実験が繰り返し実施され、住民の強制移住や放射線被害という深刻な問題が残されています。ビキニ環礁はその歴史的重要性からユネスコの世界遺産にも登録されています。
基本データ
| 人口 | 約5万人 |
|---|---|
| 面積 | 181 km² |
出典:Wikidata
使い方・例文
気候変動の影響を語る文脈で「マーシャル諸島のような低地の島国は海面上昇によって存続の危機にさらされている」のように引用されます。また、核実験の歴史について学ぶ場面でも登場する国です。
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