日付変更線とは?
ひづけへんこうせん
日付変更線とは、太平洋上のほぼ東経180度に設定された、日付が変わる基準となる仮想の線です。
日付変更線(ひづけへんこうせん)とは、地球上で日付が切り替わる基準として定められた仮想の境界線です。おおむね東経・西経180度の経線に沿って太平洋上を通っていますが、国や島の都合で一部ジグザグに折れ曲がっています。
地球は西から東へ自転しているため、東に向かうほど時刻は進みます。このまま地球を一周すると日付が1日分ずれてしまうため、どこかで日付を調整する必要が生じます。その調整役が日付変更線です。線を西から東へ越えると日付が1日戻り(例: 月曜→日曜)、東から西へ越えると1日進みます(例: 日曜→月曜)。
日付変更線の特徴をまとめると次のとおりです。
- 国際条約で厳密に定めた「線」ではなく、各国・地域の標準時設定の結果として生じる慣例的な境界
- フィジー・トンガ・キリバスなどの太平洋島嶼国がある地域を通るため、これらの国の都合に合わせて線が大きく曲がっている
- 本初子午線(イギリス・グリニッジを通る経度0度の線)と正反対の位置にあたる
- 日付変更線の東側が「世界で最も日付が遅い」、西側が「最も早く新しい日が始まる」地域になる
日付変更線は科学的な計算や航海、航空、国際ビジネスにおいて重要な概念であり、旅行者が太平洋を横断する際には到着日が出発日より前になるなどの「タイムワープ」現象として体験されることがあります。
使い方・例文
「東京からハワイへ飛行機で向かうと、日付変更線を越えるため出発日と同じ日付に到着することがある」のように、国際旅行や時差の話題で使われます。
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