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ポール・フォン・レットウ=フォルベックとは?

ぽーるふぉんれっとう=ふぉるべっく

ポール・フォン・レットウ=フォルベックとは、第一次世界大戦中に東アフリカで圧倒的な劣勢にもかかわらずゲリラ戦を展開し、終戦まで降伏しなかったドイツ将軍です。

ポール・エミールフォン・レットウ=フォルベック(Paul Emil von Lettow-Vorbeck、1870〜1964年)は、プロセン出身のドイツ帝国陸軍将軍で、第一次世界大戦中に東アフリカ(現在のタンザニア)で指揮を執ったことで歴史的に有名です。

1914年の第一次世界大戦勃発時、彼はドイツ領東アフリカの植民地守備隊(シュッツトルッペ)の司令官でした。兵力わずか数千人(大半はアフリカ人兵士「アスカリ」)という圧倒的な劣勢にもかかわらず、イギリス・ベルギー・ポルトガルなど連合国軍の大軍勢を相手に約4年間にわたってゲリラ戦を展開しました。

レットウ=フォルベックの戦略の特徴は以下の点にあります。

  • 現地調達と機動戦を駆使した補給線なしの持久戦
  • ヨーロッパ本国から切り離された状態での独立した作戦遂行
  • アスカリ兵士との強固な信頼関係の構築
  • 敵の大軍を東アフリカに釘付けにし、ヨーロッパ戦線の戦力を分散させる牽制効果

1918年11月に本国ドイツの降伏を知らせる使者が来るまで降伏せず、最後まで戦い続けたことから「東アフリカの無敵の将軍」と称えられました。帰国後は英雄として迎えられ、その戦術はゲリラ戦の研究において今日も参照される事例となっています。

使い方・例文

軍事史の書籍で、第一次世界大戦のゲリラ戦術の事例としてレットウ=フォルベックの東アフリカ作戦が詳しく取り上げられます。

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