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ポンプ座とは?

ぽんぷざ

ポンプ座とは、南天に位置する小さな星座で、空気ポンプを表す88星座のひとつです。

ポンプ座(Antlia)は、南天に位置する星座で、国際天文学連合(IAU)が定める88星座のひとつです。名称はギリシャ語で「ポンプ」を意味し、空気ポンプ(真空ポンプ)をモチーフにしています。

ポンプ座は18世紀のフランスの天文学者ニコラ=ルイ・ド・ラカーユによって設定されました。ラカーユは当時の科学器具や実験装置を星座名に用いることを好み、ポンプ座もその一環で命名されました。ロバート・ボイルらが開発した空気ポンプ(真空を生み出す装置)にちなんだ名称です。

ポンプ座の面積は約239平方度で比較的小さく、最も明るいアルファ星(α Ant)でも4.2等程度です。そのため、際立って明るい星や見つけやすい特徴的な形状を持たず、星座の存在感は薄い部類に入ります。うみへび座・ほ座・らしんばん座・ケンタウルス座と隣接しています。

天文学的には、ポンプ座の方向に「アンティリア銀河群(Antlia Cluster)」と呼ばれる銀河の集まりが存在します。また、系外惑星を持つ恒星が複数確認されており、惑星科学の観点でも観測が行われています。南半球では春の季節に観測しやすく、アマチュア天文家が系外銀河を狙うフィールドとしても利用されます。

使い方・例文

南天を巡る星座観察会では、ポンプ座は「ラカーユが科学道具にちなんで作った星座のひとつ」として、ろ座やレチクル座とともに紹介されることがあります。

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