ポカヨケとは?
ぽかよけ
ポカヨケとは、作業ミス(ポカ)をあらかじめ防ぐ(ヨケる)ために設備や手順に組み込む、エラープルーフのしくみのことです。
ポカヨケとは、製造現場や業務プロセスにおいて、人間の不注意・誤操作・うっかりミス(ポカ)が発生してもそれが製品の欠陥や事故につながらないよう、設備・治具・手順の中に組み込む防止機構の総称です。英語では「Poka-Yoke」としてそのまま世界に普及しており、「Error Proofing(エラープルーフ)」とも呼ばれます。
ポカヨケの考え方はトヨタ自動車の新郷重夫氏が体系化し、1960年代以降のトヨタ生産方式(TPS)の中核をなす概念として世界に広まりました。その本質は、「ミスをした人を責めるのではなく、ミスが起きにくいシステムを作る」ことにあります。
ポカヨケは大きく次の2種類に分けられます。
- 制御型:異常を検知したら機械が自動停止し、不良品の発生自体を物理的に防ぐ
- 警告型:異常を検知したらランプや音で作業者に知らせ、注意を促す
具体的な手法としては、形状の違いで誤組み付けを防ぐ「形状合わせ」、部品を入れないと次工程に進めない「インターロック」、光電センサーによる有無検出などがあります。製造業だけでなく医療・航空・ITシステムなど幅広い分野でも応用されています。
使い方・例文
USB端子のコネクタは特定の向きにしか刺さらない形状になっており、これもポカヨケの一例です。間違った向きで差し込もうとしても物理的に入らないため、誤挿入による故障を防ぎます。
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