ペルム紀とは?
ぺるむき
ペルム紀とは、古生代最後の地質時代(約2億9900万〜2億5200万年前)で、末期に史上最大規模の大量絶滅が起きた時代です。
ペルム紀(Permian Period)は、地質時代における古生代の最後の紀であり、約2億9900万年前から約2億5200万年前まで続きました。名称はロシアのペルミ地方に由来します。
ペルム紀の地球では、大陸が一つにまとまった超大陸「パンゲア」が形成されていました。この超大陸の成立により内陸は極端に乾燥し、砂漠が広がる地域も多くなりました。海洋では珊瑚礁や多様な海洋生物が栄え、陸上では爬虫類や両生類が多様化し、後に哺乳類へとつながる「単弓類(哺乳類型爬虫類)」が隆盛を誇りました。
しかし、ペルム紀末(約2億5200万年前)に「P-T境界の大量絶滅」と呼ばれる史上最大の生物絶滅事件が発生しました。この出来事では海洋生物の約90〜96%、陸上生物の約70%が絶滅したとされ、「大絶滅」の中でも最も壊滅的なものとして知られています。原因については、大規模な火山活動(シベリアトラップ)による温暖化・海洋酸性化・酸素不足などが複合的に絡み合ったと考えられています。
ペルム紀末の大量絶滅を境に古生代が終わり、恐竜の時代である中生代(三畳紀)が始まります。生物進化の歴史における最大の転換点の一つとして重要な時代です。
使い方・例文
地質学や生物進化の授業で「生命史最大の絶滅が起きた時代」として頻繁に取り上げられ、その前後の生物相の違いを比較する際に登場します。
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