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ベーナジール・ブットーとは?

べーなじーるぶっとー

ベーナジール・ブットーは、パキスタンの元首相であり、イスラム世界で初めて民主選挙によって選ばれた女性国家指導者として歴史に名を刻む政治家です。

ベーナジール・ブットー(Benazir Bhutto、1953〜2007年)は、パキスタン人民党(PPP)の党首であり、1988〜1990年と1993〜1996年の2度にわたってパキスタンの首相を務めた政治家です。イスラム圏の国家で民主的選挙によって首相となった初の女性として世界史的に高く評価されています。

ブットー家はパキスタンの政治名家であり、父のズルフィカール・アリー・ブットーも首相・大統領を務めましたが、1979年にクーデター後のジア・ウル=ハク政権によって処刑されました。ベーナジールはオックスフォード大学で学び、父の意志を継いで反軍政・民主化運動の旗手となりました。

二度の首相任期と彼女の政治的遺産の特徴は次のように整理できます。

  • 女性の政治参加・教育推進を掲げた進歩的な政策姿勢
  • 軍や保守派との対立により、いずれの政権も腐敗疑惑を理由に途中で解任された
  • 長期にわたる亡命生活の後、2007年10月に帰国
  • 帰国直後から暗殺の脅迫が相次ぎ、同年12月27日に選挙集会での自爆テロにより暗殺された

彼女の死はパキスタン国内外に大きな衝撃を与え、民主化運動とテロリズムの両方を象徴する存在として、今日も世界中で語り継がれています。

使い方・例文

イスラム世界における女性の政治参加やパキスタン現代史を論じる際に、先駆的指導者の代表例として必ず取り上げられます。

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