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ヘンリー6世 (イングランド王)とは?

へんりーろくせい

ヘンリー6世はランカスター朝最後のイングランド王で、精神的不安定と薔薇戦争によって2度廃位された悲劇的な君主です。

ヘンリー6世(1421年〜1471年)は、ランカスター朝のイングランド王(在位1422〜61年、復位1470〜71年)で、生後まもなく父ヘンリー5世の急死によって即位した人物です。父の偉業として名高いアジャンクールの勝利の後を継ぎましたが、自身はその資質において著しく異なる道を歩みました。

幼少期は摂政たちによって治められ、フランスとの百年戦争が続く中で成長しました。成人後も政治的判断力に欠けるとされ、側近や王妃マーガレット・オブ・アンジュー(フランス王家の親族)が実権を握りました。

薔薇戦争(ランカスター家の赤薔薇とヨーク家の白薔薇の争い)が勃発する中、主な出来事は次の通りです。

  • 1453年頃から精神的な崩壊(昏迷状態)が始まり、ヨーク公リチャードが摂政に
  • 1461年、ヨーク派のエドワード4世によって廃位
  • 1470〜71年に一時復位するも翌年再び廃位・ロンドン塔に幽閉
  • 1471年、テュークスベリーの戦い後に死亡(暗殺と推定)

宗教的で穏和な人物とされ、ケンブリッジのキングス・カレッジやイートン・カレッジを創設したことは評価されます。シェイクスピアの歴史劇「ヘンリー6世」三部作にも描かれています。

使い方・例文

薔薇戦争やランカスター朝の終焉を学ぶ際に、悲劇的な君主の典型としてヘンリー6世の名が取り上げられます。

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