プルトとは?
ぷると
プルトとは、弦楽合奏において2名の奏者が共有する1台の譜面台、またはその奏者ペアの単位を指す音楽用語です。
プルト(Pult、ドイツ語で「譜面台」の意)とは、オーケストラや弦楽アンサンブルにおいて、2名の弦楽奏者が一緒に1台の譜面台を共有する単位のことです。弦楽セクションは複数のプルトで構成され、座席の前列から「第1プルト」「第2プルト」と数えます。
1つのプルトを構成する2名の奏者は「インサイド」と「アウトサイド」(または「外側」と「内側」)と呼ばれます。アウトサイドとは指揮者から見て通路側に座る奏者で、通常は経験豊かな奏者が担当し、ページをめくる役割も持ちます。インサイドは内側(中央寄り)の奏者です。
プルトの概念は弦楽器のセクション運営において実用的な役割を果たします。
- リハーサル中に特定の箇所の奏者を指示する際に「第2プルト、もう少し音量を抑えて」のように使われる
- 演奏人数の調整(例:弱音部分で後半のプルトだけ演奏させる)に使われる
- 首席(第1プルトのアウトサイド)が最も重要な地位とされる
プルトは主にドイツ語圏を中心にオーケストラ用語として定着しており、日本でも専門的な弦楽奏者や指揮者の間で広く使われています。
使い方・例文
弦楽四重奏の練習会や弦楽オーケストラのリハーサルで「第1プルトだけ弾いてみてください」という指示が出るときに、プルトという単位が使われます。
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