ペアとは?
ぺあ
理科における「ペア」とは、互いに関係して働く二つの力や粒子など、組みとして扱われる二つの対象のことを指します。
理科(物理・化学・生物)における「ペア」は、二つのものが対をなす関係を表す概念です。文脈によって使われる場面は異なりますが、代表的なものとして物理の「作用・反作用のペア」があります。
ニュートンの第三法則(作用・反作用の法則)によれば、物体Aが物体Bに力を加えると、物体Bは物体Aに対して大きさが等しく方向が逆の力を同時に加えます。この二つの力は必ずペアで存在し、「作用反作用のペア」と呼ばれます。
化学では電子のペア(電子対)という概念が重要です。
- 共有電子対:原子間で共有される電子のペアで、共有結合を形成する
- 非共有電子対:共有されずに一方の原子に属するペアの電子
生物学では染色体のペア(相同染色体)が重要で、ヒトでは体細胞に23対(46本)の染色体が対として存在します。また、塩基のペア(塩基対)はDNAの二重らせん構造を形成する上で欠かせない概念です(アデニンとチミン、グアニンとシトシンがペアを形成する)。
このように「ペア」は理科の様々な分野で、切っても切り離せない二者関係を示す重要な概念として登場します。
使い方・例文
物理の授業では「床が人を押し上げる力」と「人が床を押し下げる力」が作用・反作用のペアとして説明されることが多いです。
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