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ブロードキャストドメインとは?

ぶろーどきゃすとどめいん

ブロードキャストドメインとは、あるホストが送信したブロードキャストパケットが届く範囲のネットワーク領域のことです。

ブロードキャストドメイン(Broadcast Domain)とは、1台のホストがブロードキャストアドレス宛にパケットを送信したとき、そのパケットが転送される範囲を指します。この範囲内にある全てのホストがブロードキャストパケットを受信します。

ネットワーク機器の種類によって、ブロードキャストドメインの境界が決まります。ハブやスイッチ(レイヤー2スイッチ)は、受信したブロードキャストフレームを全ポートに転送するため、同じスイッチに接続された端末は同一ブロードキャストドメインに属します。一方、ルーターはレイヤー3でパケットを処理し、ブロードキャストパケットを別のネットワークへ転送しないため、ルーターがブロードキャストドメインの境界となります。

ブロードキャストドメインの設計は、ネットワーク性能に大きく影響します。ドメインが広すぎると次のような問題が生じます。

  • ブロードキャストパケットによるトラフィックが増大し、帯域を圧迫する
  • 全ホストがブロードキャスト処理の負荷を受ける
  • ブロードキャストストームが発生するリスクが高まる

こうした問題を解決するために、VLAN(仮想LAN)が活用されます。VLANを使うと、物理的なスイッチ構成を変えずにブロードキャストドメインを論理的に分割でき、トラフィックを効率化しつつセキュリティも向上させられます。

サブネット設計では、ブロードキャストドメインの範囲とサブネットの範囲がほぼ対応しており、適切な分割がネットワーク安定性の鍵となります。

使い方・例文

同じフロアのスイッチに接続された100台のPCが同一ブロードキャストドメインにある場合、1台がARPリクエストを送ると残りの99台全てが受信します。VLANで部署ごとに分割するとブロードキャストの影響範囲を狭められます。

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