ジッタとは?
じった
ジッタとは、ネットワーク通信においてパケットの到着時間間隔が変動する現象のことで、音声や動画のリアルタイム通信品質を左右する重要な指標です。
ジッタ(Jitter)とは、ネットワーク上でデータパケットを連続して送信したときに、受信側でパケットの到着間隔がばらつく現象、またはそのばらつきの大きさを表す指標です。
通常、データは一定間隔で送信されますが、ネットワークの混雑・ルーターの処理遅延・経路変更などによって、各パケットが異なる時間をかけて届きます。その結果、送信側では等間隔だったパケットが、受信側では不規則な間隔で到着します。この時間のばらつきをジッタと呼びます。
ジッタが問題になる主なケースは以下の通りです。
- VoIP(インターネット電話):声が途切れたり、音が歪んで聞こえる
- ビデオ会議・ライブ配信:映像がカクつく・フリーズする
- オンラインゲーム:操作の反応が遅れる「ラグ」として体感される
ジッタへの対策として、受信側にジッタバッファ(Jitter Buffer)を設ける方法が一般的です。一定量のパケットを一時的に蓄積し、均一な間隔で再生することで揺らぎを吸収します。ただし、バッファが大きすぎると全体の遅延(レイテンシ)が増大するため、適切なバランス設定が重要です。
ネットワーク品質の測定では、平均ラウンドトリップタイム(RTT)やパケットロス率とともに、ジッタ値が通信品質の三大指標として扱われます。
使い方・例文
ビデオ通話中に相手の声が断続的に途切れたり、音程がずれて聞こえる場合、ジッタが原因である可能性があります。ネットワーク診断ツールでジッタ値(ms単位)として計測できます。
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