ブルーブラックインクとは?
ぶるーぶらっくいんく
ブルーブラックインクとは、万年筆などで使われる青みがかった黒色のインクで、書いた直後は青く、時間が経つと黒く変化する特性を持ちます。
ブルーブラックインクは、万年筆用インクの定番色のひとつで、その名のとおり青(ブルー)と黒(ブラック)の中間に位置する色調を持ちます。従来の本格的なブルーブラックインクは没食子(もっしょくし)タンニンと硫酸第一鉄を主成分とした「没食子インク」と呼ばれる処方で作られており、書いた直後は青みが強く、空気中の酸素と反応して酸化することで徐々に黒みが増す性質があります。
この化学変化の特性により、紙に書いた文字が時間とともに定着し消えにくくなるため、かつては法律文書や公的書類への使用に適したインクとして重宝されました。ヨーロッパでは長年にわたり公式文書用インクの標準とされてきた歴史があります。
現代では没食子を使わない染料系・顔料系のブルーブラックインクも多く販売されており、色の変化が少なく安定した発色が得られます。一方で古典的な没食子インクは独特の風合いと耐久性から、万年筆愛好家に根強い人気があります。
ブルーブラックを愛用する理由としては次の点が挙げられます。
- 青と黒の中間色で読みやすく落ち着いた印象を与える
- ビジネス文書や手紙に品格をもたらす
- 没食子タイプは耐水性・耐光性が高く長期保存に向く
- 万年筆の書き味と相性がよい
使い方・例文
万年筆で手紙や日記を書く際に「ブルーブラックインクを使うと落ち着いた色合いで書ける」という形で登場します。万年筆専門店やインクの比較記事でもひんぱんに言及される定番色です。
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