ブルーノートとは?
ぶるーのーと
ブルーノートとは、ブルースやジャズで用いられる、長音階の第3・第5・第7音をわずかに低く変化させた特徴的な音のことです。
ブルーノート(blue note)とは、西洋音楽の長音階(メジャースケール)において、第3音・第5音・第7音をそれぞれ半音あるいはそれ以下わずかに下げて演奏する音を指します。これらの音はまとめてブルーノートと呼ばれ、ブルースやジャズ独特の哀愁・揺らぎ・感情的な表現力を生み出す核心要素です。
起源はアメリカ南部のアフリカ系アメリカ人の音楽文化にあります。ヨーロッパ的な平均律と、アフリカ由来の音感覚が融合する過程で、音階の特定の音が「揺れる」ように演奏されるようになったとされています。19世紀後半から20世紀初頭にかけてブルースが成立するなかでブルーノートは定着し、その後ジャズ・ソウル・R&B・ロックへと受け継がれました。
ブルーノートを取り込んだ音階をブルーススケールと呼び、ギタリストやピアニストが即興演奏(アドリブ)で多用します。具体的な演奏技法としては次のものが代表的です。
- ギターのチョーキング(弦を押し上げて音を変化させる)
- ピアノでの黒鍵と白鍵の同時打鍵によるぶつかり
- 声楽でのマイクロトーナルな音程のゆらぎ
ブルーノートは音楽的な「感情の揺らぎ」を音で表現する手段であり、現代のポピュラー音楽の表現力の根幹を支える重要な概念です。
使い方・例文
ジャズのスタンダード曲やブルースギターの演奏で、なんとも言えない哀愁のある音が聞こえたとき、それがブルーノートである可能性が高いです。レコードレーベル「ブルーノート・レコーズ」の名前の由来にもなっています。
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