ブルトン人とは?
ぶるとんじん
ブルトン人とは、フランス西部のブルターニュ地方に居住するケルト系の民族で、独自の言語と文化を持つ人々です。
ブルトン人(Bretons)とは、フランス西部のブルターニュ半島(ブルターニュ地方)に居住するケルト系の民族集団です。5世紀から6世紀にかけて、ブリテン島(現在のイングランド・ウェールズ地域)から移住してきたケルト人の子孫とされており、その名称もブリテン島に由来します。
ブルトン語(Breton)はケルト語派のブリソン語群に属し、ウェールズ語やコーンウォール語と近い関係にあります。フランスへの統合が進んだ近世以降、フランス語が公用語として浸透し、ブルトン語話者は減少してきましたが、近年では地域文化復興運動の一環として語学教育・メディアへの活用が進んでいます。
ブルトン人の文化的特徴は以下の通りです。
- ケルト音楽・舞踊(フェスト・ノズ)が無形文化遺産としてユネスコに登録されている
- バグパイプに似た管楽器「ビニウ」や太鼓「ボンバルド」を用いる独自の音楽文化
- 独特の民族衣装と刺繍、特に白い刺繍帽子(コワフ)が有名
- ケルト十字やトリスケルなど独自のシンボルを用いる
政治的にはフランス共和国の一地方として統治されていますが、ブルターニュの自治・独立を求める運動も歴史的に存在してきました。隣接するウェールズ・アイルランド・スコットランドなどケルト系地域との交流も活発で、汎ケルト的な文化連帯を持っています。
現代のブルターニュは観光地としても人気が高く、海岸線の美しさ・メギャリス(立石)などの巨石記念物・クレープ(ガレット)などの食文化でも広く知られています。
使い方・例文
フランスの地方文化を紹介する番組で、ブルトン人の伝統的な民族衣装と独自のケルト音楽が特集されていた。
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