ブラケット撮影とは?
ぶらけっとさつえい
ブラケット撮影とは、露出などの設定を段階的に変えて同一シーンを複数枚連続撮影する技法のことです。
ブラケット撮影(ブラケットさつえい)とは、露出・ホワイトバランス・フォーカスなどのカメラ設定を少しずつ変えながら、同じ被写体・シーンを複数枚連続で撮影する技法です。英語の「bracket(括弧で挟む)」に由来し、標準設定を中心にプラス側・マイナス側の条件で「挟む」ように撮ることからこの名が付いています。
もっとも一般的なのは露出ブラケット(AEB: Auto Exposure Bracketing)で、適正露出・アンダー・オーバーの3枚(または5枚・7枚)を自動的に撮影します。この複数枚をHDR(ハイダイナミックレンジ)合成することで、明暗差の大きな風景でも白飛び・黒つぶれのない写真を作れます。
ブラケット撮影の主な用途は次の通りです。
- HDR写真・映像の素材として使う露出ブラケット
- 照明条件が不確かなときのフォールバック用途(失敗コマを減らす)
- フォーカスブラケットによる深度合成(マクロ撮影など)
- ホワイトバランスブラケットで色調のバリエーションを確保する
多くの一眼レフ・ミラーレスカメラにはAEB機能が搭載されており、シャッターを1回押すだけで設定枚数を自動撮影できます。風景・建築・商品撮影など、仕上がりの余地を複数残したい場面で広く活用されています。
使い方・例文
日没時の空と地上の明暗差が激しいシーンで、露出をー2・0・+2EVに設定したブラケット撮影を行い、3枚をHDR合成して空の色と地面の細部を両立させる場面で使われます。
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