フレネルライトとは?
ふれねるらいと
フレネルライトとは、フレネルレンズを用いた舞台照明器具で、光のエッジが柔らかく境界が自然にぼけるため、俳優や舞台空間を違和感なく照らすのに広く使われています。
フレネルライト(Fresnel Light)とは、フランスの物理学者オーギュスタン=ジャン・フレネルが考案した同心円状の溝を持つ「フレネルレンズ」を使用した照明器具です。舞台照明の現場では「フレネル」と略して呼ばれることが多く、最も基本的な舞台照明器具の一つです。
フレネルライトの最大の特徴は、光のエッジ(境界)が柔らかくぼけることです。これにより複数の器具の光を自然に重ねることができ、舞台上に均一で滑らかな明かりの面を作り出せます。スポットライトのような硬い輪郭の影が出ないため、俳優の顔や体を自然な印象で照らすことに優れています。
フレネルライトの主な特性は以下の通りです。
- 光の輪郭がソフトで違和感が少ない
- ビームアングル(光の広がり角)をランプとレンズの距離で調整できる
- 四方向に開閉するバーンドア(遮光板)で光の形状を調整できる
- サスペンションとして上部バトンから吊り下げて使用することが多い
熱源としてハロゲンランプを使う従来型に加え、近年はLED光源を使ったLEDフレネルも普及しており、省エネ・長寿命・発熱少量・色変換可能などの利点から、劇場・スタジオ・ライブ会場で幅広く採用されています。
使い方・例文
舞台上で俳優が歩き回るシーンでは、フレネルライトを複数台並べて広いエリアを柔らかく均一に照らすことで、俳優がどこにいても自然な明かりが当たるように調整します。
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