フルアニメーションとは?
ふるあにめーしょん
フルアニメーションとは、1秒間のほぼ全フレームに異なる絵を使い、なめらかで豊かな動きを実現するアニメーション技法です。
フルアニメーション(Full Animation)とは、1秒間に使用するすべてまたは大多数のフレームに対して、それぞれ異なる絵を描くことで、滑らかで自然な動きを実現するアニメーション制作手法です。リミテッドアニメーションの対概念として用いられます。
映画フィルムの標準である1秒24フレームに対して、フルアニメーションでは1秒あたり12〜24枚の独立した絵を用意します。キャラクターの動きの慣性や重力感、表情の微細な変化まで丁寧に描き込むため、生き生きとした自然な動きが生まれます。ウォルト・ディズニー・スタジオがこの手法を芸術的な水準にまで高め、「白雪姫」「ファンタジア」などの作品でその可能性を世界に示しました。
フルアニメーションの主な特徴は以下のとおりです。
- 人物や動物の動きが生物的でリアルに見える
- 膨大な枚数の原画・動画が必要で制作コストが高い
- 劇場映画など質を重視する作品に採用されることが多い
- アニメーターの技量が映像の質に直結する
現代では手描きのフルアニメーションに加え、3DCGによって同等以上の滑らかさを低コストで実現できるようになりました。しかし手描きフルアニメーションは独自の温かみと芸術性を持つとして、今も高く評価されています。
使い方・例文
ディズニーの劇場映画「ライオン・キング」やスタジオジブリの「もののけ姫」などは、フルアニメーションの代表作として知られています。
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