リミテッドアニメとは?
りみてっどあにめ
リミテッドアニメとは、動きのコマ数を意図的に減らして制作コストを抑えたアニメーション技法のことです。
リミテッドアニメとは、1秒間に使用する静止画(フレーム)の枚数を意図的に少なくして制作するアニメーション技法です。フルアニメーションが1秒あたり24枚前後の絵を用いるのに対し、リミテッドアニメでは8〜12枚程度に抑えることが一般的です。
この手法はもともとコスト削減と制作期間の短縮を目的として生まれました。1960年代にアメリカのハンナ・バーベラ・プロダクションが先駆けて普及させ、日本でも手塚治虫のアニメ制作会社が積極的に取り入れたことで、テレビアニメの標準的な手法となりました。キャラクターの口元だけを動かし、身体を静止させたまま会話シーンを表現するといった工夫が典型例です。
リミテッドアニメには次のような特徴的な表現技法があります。
- 口パク(口の動きだけを差し替える)
- バンク(繰り返し使える作画の使い回し)
- 止め絵と背景スクロールの組み合わせ
- スピードラインや効果線による動きの暗示
近年では、こうした制約から生まれた独特のテンポや様式美が「日本のアニメらしさ」として国際的に認知されており、意図的な演出手法として再評価されています。
使い方・例文
テレビで放映される多くのアニメ作品は予算と放映スケジュールの都合からリミテッドアニメの手法を採用しており、視聴者は自然とその映像リズムに親しんでいます。
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