フラッタータンギングとは?
ふらったーたんぎんぐ
フラッタータンギングとは、管楽器の奏者が舌をロールさせながら息を吹き込み、「rrr」のような震える音を出す特殊奏法です。
フラッタータンギング(Flutter-tonguing)は、主にフルートやクラリネット、トランペットなどの管楽器で使われる特殊演奏技法です。演奏者が舌を口の天井近くで振動させ(巻き舌)、または喉を震わせながら息を吹き込むことで、通常の音にトレモロのような「rrr」「フルル」という揺らぎのある音色を加えます。
発音方法には主に二種類あります。ひとつは舌を巻いてロールする「舌フラッター」で、日本語の「ら行」を素早く巻き舌で発音するイメージに近いです。もうひとつは喉の奥で「ガラガラ」と振動させる「喉フラッター」で、巻き舌が苦手な演奏者もこちらで同様の効果を得ることができます。
この技法は20世紀に入って現代音楽の作曲家たちが積極的に楽譜に記載するようになりました。フルートでは特に効果的で、鳥の鳴き声のような自然音の模倣や、緊張感のある音響効果の表現に使われます。楽譜上では「flzg.」や「fl.t.」などの略号、または「flutter-tongue」と明記されます。
ジャズやジャズ系のポップス、民族音楽との融合作品でもこの奏法が用いられ、楽曲に独特のグルーヴや色彩を加えています。
使い方・例文
フルートの演奏中にフラッタータンギングが指示された箇所では、奏者が巻き舌を使いながら息を吹き込み、鳥の声や風のような独特の震え音を表現します。
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