フォーカル・ポイントとは?
ふぉーかるぽいんと
フォーカル・ポイントとは、絵画・写真・舞台・インテリアなどで視線が自然に引き寄せられる、画面や空間の焦点となる場所のことです。
フォーカル・ポイント(focal point)とは、視覚的構成において観る人の目が最初に、あるいは繰り返し引き付けられる中心点や領域を指します。日本語では「焦点」「視覚的焦点」とも訳されます。
絵画や写真では、構図の中でもっとも明るい部分、高いコントラスト、鮮やかな色彩、細密な描写、あるいは人物の顔や視線の方向がフォーカル・ポイントとなりやすいとされています。舞台美術やインテリアデザインでは照明・色・形・テクスチャの対比を用いて意図的にフォーカル・ポイントを作り出します。
フォーカル・ポイントを効果的に設けることには次のような意義があります。
- 観る人の視線を誘導し、作者が伝えたい情報を優先的に届ける
- 構図に安定感と緊張感を同時に生み出す
- 空間に奥行きと物語性を付与する
写真の黄金律「三分割法」では交点付近にフォーカル・ポイントを置くことが推奨されています。また、複数のフォーカル・ポイントを設ける場合は主従関係を明確にしないと視線が散漫になる点に注意が必要です。デザイン・絵画・映像・建築・舞台など幅広い分野で共通して用いられる重要な視覚原理です。
使い方・例文
風景写真で真っ赤な鳥居だけを際立たせるよう露出を調整したとき、その鳥居がフォーカル・ポイントになっています。
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